モタードに強い!大阪の愉しいバイクショップGLIDERIDEのブログ
glideride.exblog.jp
『整えて備えるシリーズ』パッド交換
『整えて備えるシリーズ』パッド交換_d0086319_2322576.jpg
ブレーキパッド交換って、ちゃんと整備出来てる車両なら“あっ”っちゅー間に出来るんですが、コレが普通に乗ってたバイクになると、ほとんどの車両は写真みたいにピストンに汚れが溜まってて、コレをそのまま新しいパッドを入れるためにピストン押し込んじゃうと、ほぼ間違いなく引き釣りの原因になります。




そこで、
『整えて備えるシリーズ』パッド交換_d0086319_23273318.jpg
というわけで、パッドを交換する前に少しだけピストン押し出して、真鍮のワイヤーブラシなんかでこんな感じにピストンをキレイにしてピストンにはシリコングリスを塗ってから押し込むとシールの潤滑にもなってグッドです。
※汚れがあまりにこびりついてる時は♯1000位のペーパーを当てる事もありますが、あくまで表面の汚れを落とすだけで削らないように。
※真鍮のワイヤーがピストンとキャリパーの間に挟まっちゃたりすることもあるのであまり際をごしごししないのと、ピストン押し込む前にちゃんと確認するようにしましょう。

『整えて備えるシリーズ』パッド交換_d0086319_23283637.jpg
ピストンがキレイになったら奥まで押し込んで、それから他の部分を掃除して、ピン周りにはシリコングリスを、パッドの裏面やパッドピン、パッドスプリング、ストッパープレート(両方ともステン板のヤツです)なんかには、ブレーキプロテクターを塗って組みます。

パッドピンとかはグリスを塗るか塗らないかは、塗ると埃が付着して磨耗の原因なるので塗らないほうが良いという説もあって、それはそれで判る気もするのですが、私の経験上では完全に油が切れてしまってる方が磨耗してることが多いように思うので私はグリスアップするようにしてます。鳴きにくくなるのもありますしね。

『整えて備えるシリーズ』パッド交換_d0086319_23442134.jpg
で、ココにもブレーキプロテクター。乗りっぱなしのバイクだとココが外れなくて苦労することが結構多いので、私は塗ってます。ま、次に私がするかどうかなんて判らないんですが・・・www


ってな感じで、パッド交換ってちゃんとやると結構手間なんです。
実際に作業中に気をつけないといけないコトはコレだけじゃ無いのですが、今回の一番のポイントは、とりあえず、汚れがついたままピストンを押し込むのだけは避けるようにしましょうってコトで。キャリパーを抜く時もパッドを思いっきり開いて抜いちゃ駄目なので要注意。

そんなワケで、ココ読んでしまったアナタ。|_-)_-)・・・ 
ブレーキパッド交換の際はグライドライドおすすめのAPブレーキパッドのご注文を。ウソウソwww
WR250X用
DR-Z400SM用
Dトラッカー/250SB用
ウソウソとか言いつつ、ちゃっかりリンクしたりして・・・w
ま、ホントに良く効くパッドなんで自分で交換する方はぜひ試して見て下さい。v( ̄Д ̄)
by glideride | 2009-01-31 23:58 | お役立ち情報