モタードに強い!大阪の愉しいバイクショップGLIDERIDEのブログ
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『整えて備える』シリーズ?その1
これからおきる“なにか”に備えてあらかじめ各部を整えておくこと。

整備とは、つまりそういうことなんです。



というわけで、オートバイに乗るのも寒い季節になって(それでもワタシは走りますがw)冬の間は、マシンの整備やカスタムを・・・そんな方向けに、メンテナンスに関するちょっとしたお役立ち情報なんかをシリーズでお送りして行こうと思ってます。

気が向いたら・・・って感じなので、気長にチェックして下さい。

で、第一回の今回は、整備についての基本的な考え方について、ちょこっと書いて見たいと思います。



先ほども書いたように整備というのは、問題が起きるリスクを出来るだけ少なくするために、あらかじめ、対応しておくことで、実際の作業に当たっては可能な限り問題の起きるリスクを抑えたい訳ですが、とは言っても、想定されるリスクすべてに対応することは時間とコストとの兼ね合いもあって非現実的です。

例えば『新車のリアサスペンションのリンクはグリスが少ない』なんて話がネット上に転がってたりしますが、国産車ならちょっとしたスポーツ走行程度は、当然そのままで状況によっては数万km程度問題なく走れますので、普通に街で乗るユーザーが、わざわざ、そこにコストを掛けて事前にグリスアップしておくことはほとんどメリットの無い無駄な作業だと思います。

ですが、立場が変わって、オフロードをガンガン走って、高圧洗車機でマシンを洗って・・・なんて使い方をする場合だと、話はまったく変わってきます。
走りが激しいとリンク周りの負担も増えるので良いグリスをしっかり充填しておいた方が結果安上がりになる場合もありますし、高圧洗車後は本来リンク周りやホイールベアリングは毎回分解清掃グリスアップが必要なのですが、一般ユーザーの場合、実際には毎回ってワケにもいかないことも多く、あらかじめいいグリスをしっかり入れておいて、洗車時にも出来るだけシール部に当たらないよう気を遣うことで、毎回グリスアップしなくても問題なく対応できるケースもあったりします。


このように、たとえ新車でも使用環境によっては整備作業しておいたほうがメリットのある状況もあるわけで、つまり、必要な整備というのは使用環境や目的によって異なるってこと。

自分でやるにしろ、店にまかせるにしろ、時間や予算は限られる訳で、その中で、出来るだけ効率よくトラブルを防止したり、より安全に愉しく乗れるようにするためには、まず、車両の状態をしっかり把握して、仕様環境に応じて、優先順位を付けて大事な箇所から作業を進める事が肝心ということですね。


d0086319_1943238.jpg
で、本日のワンポイント。
Dトラッカー/250SB用車高調整リンクプレートG-Rod交換の際、数年乗った車両ならほとんどの場合リンクボルトが右の方みたいに(もっと酷いケースも良くあります。)腐食してると思います。

このボルトの内側は稼動部分ではないので、多少腐食しいても機能的に大きな問題ないのですが、このまま組み付けると、ゴミが噛んで緩む原因になったりしますので、ワイヤーブラシなどで腐食部分を落として組み付ける必要があります。
※サンドペーパーでは削りすぎてガタが大きくなったりするので、スチールのワイヤーブラシくらいが作業効率も含めてグッドだと思います。

で、その際、そのままだとメッキがはげてしまってるのでコレまで以上に腐食が激しくなり、次回の取り外しが非常に困難になったりします。

そこで、ウチでは写真に写ってるWAKO’Sの ブレーキプロテクターを塗って組んでます。

本来はブレーキ泣きを防止するためパッドの裏側なんかに塗るグリスなんですが、耐熱性、防水性がともに非常に高いので、先ほどの話にも繋がりますが、高圧洗車機でガシガシ洗ってもほとんど流れる事なく腐食を防止してくれてます。
※ウチでは他にもエンジンマウントボルトとかスイングアームのピボットとかにもこのグリスを塗ってます。

ただ、非常に硬いグリスなのでベアリングやシールなど稼動部分には絶対に使わないように。

ってな、感じでわざわざ外してまで塗る必要はないと思いますが、分解時に塗っておくと次回の作業がかなり楽になりますのでぜひお試し下さい。v( ̄Д ̄)
by glideride | 2008-12-22 20:05 | お役立ち情報 | Comments(0)