モタードに強い!大阪の愉しいバイクショップGLIDERIDEのブログ
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気になるトコ全部交換できれば楽なんだけど・・・
d0086319_215855100.jpg
クーラントが減るってことで入ってきたDR-Z400SM(エンジンはS)の修理なんですが、
クラッチカバーを開けるとクリームシチューが出てきました。w




d0086319_221377.jpg
メカシールがこの通り破損してるので、
エンジン内にクーラントが混入してしまうのは当然なのですが、
前オーナーさんが水漏れするってことで自分でいろいろやってたので、
ここの破損以外にも問題が無いとも言い切れず、
他の箇所も一通りチェック。

特に問題はなさそうなんだけど、
d0086319_2212019.jpg

↑カムチェーンスライダーの受けが割れてたりとか、( ̄。 ̄A)
他にもいろいろあんまり信用できない状態なので、ちょっと心配・・・

で、水漏れだけじゃなくて、
エンジンからかなりやばい異音がしてたので、
予算内でできるところまでオーバーホールってことで、
とりあえず腰上まではバラして、
d0086319_22234829.jpg
あちこち測定。

ん~、どこまで交換すべきか判断に悩む状況です・・・(−_−;)


で、ココからようやく本題w


オーバーホール時にどこまで部品を交換するのかなんて、
マニュアル見れば書いてあるんじゃないの?
って思われる方も結構多いと思いますが、
実際には、マニュアルに書いてることだけで
判断できるものってほとんどないんですよね。


もちろんマニュアルの数値ってのもある程度参考にはするのですが、
限界値の書いてないパーツも結構ありますし、
正確な測定が非常に困難なパーツも多かったり、
測定じゃまったく判断のつかないパーツも沢山あります。

また、限界値内だからと言って、
限界値に近づいているパーツをそのまま組んだのでは、
すぐに限界値が来てしまいますので、
それじゃオーバーホールした意味がないですよね。

さらに、実際には限界値を超えてもまだ特に問題なく走行可能な部品もあれば、
限界値付近でトラブルが発生するケースもあって、
限界値自体も確実な判断材料にはならない場合もよくあります。


逆に、多少でも磨耗が進んだり、劣化が考えられるパーツを
全部交換できるのならすごく楽なんですが、w
そんなコトしたらオーバーホールごとにすごいコストが掛かってしまいますよね。

それをOKしてくれるお客さんばっかりなら、もっと儲かるんだろうなぁ~ ( ¨) w

という訳で、お客様の立場になって、
実際のオーバーホール作業を考えると、
使用環境も含めて、あとどの程度持つのかと言うことを出来るだけ正確に予測して、
予算との兼ね合いも含めて総合的に判断出来る能力が問われるわけですが、

レースサポートをしているのは、
まさにその部分のデータ収集ってのもあるんです。



出来るだけ少ない予算で、ベストなパフォーマンスをキープするためには
当然出来るだけ無駄な部品交換は避けたいわけで、
ドコまで使えるのかという判断を、レースと言う厳しい環境の中で
何回も繰り返しデータを取って行うというのは、ものすごく勉強になる作業なのです。

そんなこんなで、
作業をお待たせしているお客様には誠に申し訳ございませんが、
ご理解のほどよろしくお願いいたします。 <(_ _)>


にしても、手間をかけてどんどん儲からない方向に走ってるような気がする・・・(−_−;)
by glideride | 2013-05-17 00:44 | 部用品サービス情報 | Comments(2)
Commented by hashy at 2013-05-17 04:29 x
何ともひどい状況で・・・お手間をおかけいたします(汗
よろしくお願いしますm(_ _)m
Commented by glide at 2013-05-17 17:37 x
いえいえ。作業が遅れてる言い訳なのでw気にしないで下さい。