モタードに強い!大阪の愉しいバイクショップGLIDERIDEのブログ
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自分に合ったサスセッティングって?
すみません。
かなり時間が経ってしまいましたが…

先日のWR250Xのサスペンションについての記事に
当社サスユーザーの方から頂いた
『そこそこ乗れるようになってくると自分にあったサスが欲しくなる』
というコメントについての記事です。

実は、作業の合間にちょこっちょっと書きかけてたのですが、
すんなりまとまらなくて。。。(´ヘ`;)



で、良く考えたら…
現状どういう状態で、どういうものを求めているのかという事も
判らない状態だと、想定される条件があまりにも膨大すぎる
ってことにやっと気が付きました。(;・∀・)

で、結局現時点でこのコメントへの直接の回答というのは不可能ということで…<(_ _)>

個別オーダーをお考えの方にお伝えしておきたいことを
機会を見てちょっとづつ書かせて頂こうかと思います。



そんなわけで、まず本日は自分に合ったセッティングって何?って話。

サスセッティング=マシンを自分の走りに合わせるもの。
一般的にはそう思われているように思います。

確かにそうすることで、結果はよくなることが多いですよね。

結果と言うのは、お客様の求めるもので答えが変わってくると思うのですが
お客様のセッティングの目的が、
“今の自分の乗り方で楽しくとか速く走れるバイクにしたい”
と言うことであれば、それで正解だと思います。

でも、このブログを見て頂いている方の多くは、
自分自身の走りのレベルもアップしていきたいと考えているのではないでしょうか?


もしそうであれば、
その場の結果がよくなることが、必ずしもお客様自身の役に立たない
というケースも多いと私は思うのです。

車体から感じ取る不安感だったりネガティブな挙動などの多くは、
その原因をライダー自身が引き起こしています。


たとえば、一つの例を挙げると、
進入で倒しこみにくい上にフロントが逃げそうな感じがして
ペースが上がらないというようなケース。

サスペンションセッティングに興味を持ち初めて雑誌などを読むと、
『フロント過重が足りないとフロントが逃げやすい。』とか、
『突き出しを増やすと倒しこみが早い傾向になる。』
などと言う記述を見て、
じゃ、一度突き出しを5mmほど増やして見るか。
ってなことになって、
実際にやってみると、倒しこみは若干早くなり、
倒しこみ後のフロントのグリップ感は増す傾向になることが多いので、
ではこの方向でいいところを探してみよう。
ってな流れになっているのを良く見かけます。

が、実は、このケースでは、
本来すでにフロントブレーキをリリースしているべきポイントで
まだ引きずってしまっているため、倒しこみにくい状態になっているのに、
無理に倒しこんでいこうとするため自然なセルフステアにならず、
しかもフロントタイヤに余分な負担が掛かっているためフロントが逃げていく。
と言う状況になっていることが非常に多いです。

(もちろんそうじゃない場合もありますよ。)

こういうケースで、個別オーダーの相談を受けて、
お客様が、突き出しを増やした方が自分の走りにあっているような気がする。
と言うことで、突き出しを増やしていく行く方向で対処していくと、
最終的にお客様の好みの位置を基本に、
フォークのストロークカットでフロントサグを決めて仕上げる
と言うことになることが多いと思います。

確かに、その時点ではその手法で
問題点は若干改善されたような感じになると思うのですが、
実際には、根本的なライディングの問題点が解決されないだけでなく、
旋回中のコントロールがどんどんシビアになっていって、
結局リスクばかりが高くなってペースが頭打ちになってしまう。
というようなことになりかねません。

この場合の対処方法は、本来ライディングでまずは対応してみて頂いて、
それが難しいようなら、目指すべきライディングがし易いように
セッティング変更でサポートするべきだと言うのが私の考え方です。

つまり、自分に合ったサスというのは、
現状のお客様の走りに合わせるのではなく、
お客様が目指すべき走りにあわせるべきものなのじゃないのかな?
と私は思うのです。

ただ、実際には、こんな風に理論的にも
ある程度正解の見えているケースと言うのは少なく、
実際の個別オーダーの中では、
お客様とのやり取りの中から、たぶんこうだろうということで
手探りで進めていくことになるケースがすごく多いです。

ココで費用や時間の問題が出てくるのですが、
これも書き出すと長くなってしまいますので、
またの機会にさせて頂きたいと思います。

では、またいつになるかワカリマセンがそのうち続きを。。。
by glideride | 2011-01-28 17:42 | 部用品サービス情報 | Comments(0)