フォークスプリングのメンテナンス?
2010年 04月 24日
Dトラッカー&250SBサスペンションンセットアップ“KISSYレプリカ”の オーバーホール作業。 数ヶ月放置されたりってコトもちょくちょくあったハズの車両なので、 中の錆が多少心配でしたが、フォークスプリングは写真の通りまったく問題無し。 ただ、やっぱりインナーロッドはちょっと錆が来てました。 ちなみに、ノーマルのフォークスプリングはDトラッカー/250SBに限らず、 数年乗った車両だとほとんどの場合錆びてます。 原因はフォークの上部にオイルが回らずに 金属表面の油分が切れてしまうことなので、 定期的に転倒するのが一番効率が良いかと・・・(´ヘ`;) と、半分冗談ですが、8割本気w そんなワケで、ウチのフォークスプリングには “いちおう”防錆処理を施しています。 いちおうと控えめに書いたのは、 正直、雨ざらしのような環境ではほとんど役に立たない 申し訳程度とも言われる処理なので。 でも、フロントフォークみたいに密閉された空間内で多少でも油脂の残る状況だと、 防錆効果が飛躍的に高くなるようで、 こうして数年経ってオーバーホール作業に戻ってきても、 錆びていたのは極わずかです。 ※今回のように防錆対策の施されていない インナーロッドだけがかなり錆ていたことを考えると、 表面処理の効果はかなり高いことがご理解頂けるかと思います。 ただ、実際には100%防げるわけでは無いので、 やはり、ユーザーの皆様の使用環境に左右される部分も当然あります。 ということで、今までウチのフォークスプリングで錆が発生してたのは 放置期間が数ヶ月以上の方や 街乗りで半分くらいしかストロークして無い感じの車両だったので、 理想は定期的に転倒することなんですが、w それがムリな方は、 せめて、月に一回くらいはサスペンションがしっかり動くような 乗り方をしてやって下さい。
by glideride
| 2010-04-24 23:24
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